ネロ・ダーヴォラ
ネロ・ダーヴォラは、イタリアのシチリア島で主に栽培されている赤ワイン用のブドウである。この地域で最も重要で広く栽培されている品種のひとつである。深い色と豊かな風味で知られるネロ・ダーヴォラは、フルボディで濃厚なワインを生み出す。
シチリアの温暖で日照に恵まれた気候と火山性土壌は、ネロ・ダーヴォラが育つのに最適な条件を提供している。ブドウは完熟することができ、その結果、アルコール度数が高く、程よい酸味を持つワインができる。
ネロ・ダーヴォラのワインは、ブラックチェリーやプラムのような濃い果実の香りに加え、スパイスやタバコのニュアンスがあるとよく言われる。かなり複雑で、熟成が進み、時間の経過とともにニュアンスのある風味が増す。
ネロ・ダーヴォラを上手に使っている自然派ワイン生産者は以下の通りである。 Porta Del Vento, Nino Barraco そして Alessandro Viola.